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海外レンタカーの旅が好きな30代主婦の旅行記☆2018年年始に夫婦でアメリカ横断を果たしました!

【Day5】(6)フランス旅行中、レンタカーで事故を起こしてしまったら。。。②

 

2016年9月16日(金)

 

 シャルトル大聖堂に到着する直前に、車をぶつけるという大失態を起こしましたが、その続きです。。。

 


相手の女性は救急車に乗って去っていき、残された私は数人の警察の方たちと共に事故現場にいました。絶望的に落ち込んている私とは正反対に、警察の方たちはなんだか明るい感じでした。まず、警察の方たちは英語を話せない方がほとんどで、「おい、おまえ英語話せるか?」とお互いが聞き合うようなノリでした。その後、事故の状況を確認するような感じもなく、私のパスポートの情報と連絡先、今晩泊まるホテルの住所を伝えるだけでした。ホテルは点々とするので、この後連絡を取ることもあるだろうと思い他のホテルの住所も伝えようとしたら、今晩のホテルだけでいいと言われました。あとは、規則だからという感じで、生まれて初めての麻薬検査と飲酒検査を受けました。なんか紙みたいなのを舐めて、それで反応を見るような感じでした。問題がないことを確認して、警察としてはこれで終わりという感じでした。

 

事前にネットで調べた情報では、警察を呼んだ場合、示談で済ますにしろ書類のようなものにお互いサインをしないといけないようなことが書かれていたので、簡単な英語でならコミュニケーションが取れる警察の方に、何か書類のようなものは書かなくていいのかと何度か尋ねたのですが、もうこれで大丈夫とおっしゃるばかりで、本当にそうなのか??と不安になっていました。

 

それよりも、警察の方々は私の車をチェックして、「君の車、もう動かないよ」とそちらの方を心配してくださり、どうしてよいかさっぱりわからない私をよそに、いろいろと手配をしてくださっていました。「今からレッカーが来るから、ガレージまで一緒に行きなさい」と言われました。ガレージって、どこのガレージなんだ?と頭にはクエスチョンだらけでしたが、とりあえず言われた通りにしようと思い、静かに待っていました。警察の方たちは笑いながら、「俺らより、Hertzの人間の方が英語が話せるだろう、わはは」的な感じで話していました。

 

そうこうしていると、大きなレッカーがやってきて、私の動かない車は乗せられました。そして、そのレッカー車に私も乗るように言われ、よくわからないまま警察の方々にお礼を伝え、助手席に乗せてもらいました。まさかフランスで、日本でもレッカーにまだ乗ったことがないのに、こんな初体験をするとは!

 

運転手のおじさんもフランス語しか話せないのですが、おじさんはスマホを取り出し、通訳アプリで私とコミュニケーションを取ってくれました。おじさんはフランス語、私は英語で話していました。英語の方がフランス語に近いので、訳は正確だったと思います。おじさんは陽気な感じで、なんだかいろんな不安が少しずつ和らいでいきました。

 

おじさんはどこかに電話をかけ、しばらく話すと私に電話を替わってくれました。Hertzに電話をかけてくれていたようで、担当の女性が「レッカー代やその他もろもろの費用は保険でカバーされていてすでに支払われています。この後のレンタカーを手配していますが、AT車は台数が少ないので見つかるまでに時間がかかりそうです。見つかるまでガレージで待っていてください。」というようなことを英語で説明してくれました。なんかよくわからないけれど、とりあえず待つしかないらしいので、おじさんの会社のガレージで待たせてもらうことになりました。

 

事故は本当にもう何事もないのか、書類なんて一つもサインしていないし、事故の状況説明になるものも何もないし、相手の女性の名前も連絡先も知らないし、本当にこれでいいのか??不安だらけでしたが、不安になっていても仕方がないので、とりあえずガレージでおとなしく待つこと約2時間。長かった。。。寒かった。。。途方に暮れそうになりました。。。天気はだんだん悪くなるばかり。。。雨は降り、日も暮れ始めそうでした。事故を起こしたのが確か午後2時前。そして、Hertzの人がやってきたのが午後5時。ただただ長かった。。。

 

そして、この先も長かったんですよ。。。私の16日は残念ながらまだ終わりません。ということで、この先は次の記事に書きます。長引かせてすみません。

 

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待たせてもらったガレージで、確認用に撮っておいた写真。

 

 

 

果たして良いのかどうか判断しかねますが、情報の一つとして、飲酒検査キットについて書いておきます。

 

フランスでは運転者は車内に飲酒検査キットを用意しておくということが何年か前に法律で定められたというブログ記事をどこかで見つけたのですが、その法律が制定されてから程なくして、結局義務ではなくなったようで、持っているのがベターぐらいに緩くなったようなこともどこかで読みました。今回迷ったのですが大丈夫だろうと思い、購入はしませんでした。購入しても、€3とかそのくらいの金額だったとは思うのですが。そして、今回警察の方にお世話になるような事態になりましたが、特にキットを持っているかどうかの確認をされることもなく、警察の方から差し出されたキットで検査を受けました。情報の一つとして気になる方は参考にされてください。

 

 

 

 

 

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