グ~たら主婦の人生つるつるいっぱい

海外レンタカーの旅が好きな30代主婦の旅行記☆2018年年始に夫婦でアメリカ横断を果たしました!

フランスで起こした事故のその後②

 

 この記事の続きです。


 

9月の出来事から早2か月。11月のある日、フランスから一通の手紙が届きました。きっとスピード違反の罰金の請求書だろう、2か月もかかってやっと届いたのかー!なんて思いながら封筒に目をやりました。でも、封筒には『Herts Claim Management』と書かれていて、スピード違反の請求書はレンタカー会社から送られてくるもんなの?と疑問を感じていました。

 

そして、我が家の住所が・・・一体何がどうしたらそうなるのか??という不思議な住所が書かれていて、その不思議な地名の羅列の中に、かろうじて正しい住所が織り込まれていたのと、最後にJAPONと書かれていたので、どうにかこうにか我が家に届いたようです。『BAYSIDE NY 11364 CHINA』と我が家の正しい住所の途中で書かれていたんです。ニューヨークに中国でベイサイドって、いったいどこよ、それ!!!って思わず吹き出しました(笑)向こうのデータには正しい住所が登録されているはずなんですけどね。

 

さらに言えば、男性宛ての表記(フランス語ではM、英語ではSir、両方とも書かれていました)で届きました。私、女ですけど?(笑)

 

肝心の中身ですが、スピード違反の請求のご案内ではありませんでした。

タイトルは『informations request』となっていました。

『情報提供を求む』ということですが、はて??もしや???嫌な予感が頭をよぎりつつ、内容を読んでいくと以下のことが書かれていました。ちなみに書かれた日付は11月16日になっていました。

 

Sir,

 

The Hertz France company requests us to make investigations concerning an accident in France with one of their vehicles plated **-***-**(ここには車のナンバーが入ります).

 

According the rental  history, you rented this vehicle on the 2016/09/20.

 

Would you be so kind to provide us all the documentation and explanations you have in order to understand the circumstances.

 

Thank you for your understanding.

 

Sincerely,

 

HCM France

 

 

 だから!!Sirじゃないって!!というツッコミをする余裕もないほど、この時は読みながら心臓がバクバクしました!

 

どういう内容かというと、「ハーツの方からHCMの方に、×××のナンバープレートがついた車が起こしたアクシデントについて調査を依頼されたのだが、レンタル記録を確認すると、2016年9月20日にあなたが借りたことになっている。この一連の流れが理解できるよう、このことに関する書類の提出と説明をしてもらえないだろうか。よろしくお願いします。」ということなのです。

 

とにかくこの手紙をもらって異様に焦った私は、「事故の悪夢がまだ続いてる~!!」と凹みましたが、やれることはやって帰ったのだからと気持ちを落ち着けました。

 

とりあえず、夫のアドバイスもあり、HISのレンタカーの受付に電話をして手紙が届いたことを伝え、対応を自分でした方がいいのか、HISに何か指示を仰いだ方がいいのか確認をすることにしました。電話を掛けると、その手紙を写真で撮って送ってほしいと言われましたのでそのようにし、その後HISからハーツ日本の方に確認をしてくれるとのことでした。その後はメールでのやりとりでしたが、結果ハーツ日本の方としては関わりがないので、お客様で対応して頂くしかないという回答でした。そりゃそうだよねと思いましたが、一応借りたところに確認を取ったという手順は踏んだので(HISの記録には残ります)、何かあった時に努力をしたという足跡は残せるかなと思います。

 

さて、自分で対応するとなるとどうするか?ということになりますが、公式のカタチとして手紙は届きましたが、便箋にはメールアドレスが太字で書かれていたので、手紙ではなくメールを送ることにしました。メールの中身に何を書くかですが、事故に関する書類は一切何もないので、事故が起こった詳細と返却までの流れを時系列に説明するしかありません。記憶を思い起こしながらメールを打っていると、ん?何かがおかしいと気が付きました。

 

According the rental  history, you rented this vehicle on the 2016/09/20.

 

おーい!この日付けは私が帰国する日じゃないかーい!!!

そう!私が事故を起こしたことが問題なのではなく、日付けが問題なのです!しかもナンバープレートが事故前に借りた車だったので、その日にそもそも借りているわけがないのです。この少ない文章量から推測するに、「(事故を起こした)このナンバーの車を9月20日に借りたと記録されているが、では(事故後に借りた)別の車は誰が借りたんですか?あなたが借りたんですか?教えてください」ということなのです。

 

それはそちらの完全なる記録ミスでは・・・まぁ、こんなことはよくあるから、お客様と会社の間に入る会社が成立するんですね!

事故後に借りた車でスピード違反をしてしまっているので、その罰金を請求するにも車を借りた記録が残っていないので送りようがなく会社が困っているということなのです。でも、これだけの手紙の内容では、この時点ではあくまで憶測なので、もしかすると何か起こっているその後の事故のトラブルの対処に詳細な情報が必要なのかもしれないと思い、事細かに時系列で事故が起こした場所やその時の状況、その後の警察の方の対応や車を返却した時のことなどもメールに書いておきました。また、ハーツから送られてきた領収書(メールにて)やフライトデータ、そして、HISで借りた時の予約のメールを添付しておきました。

 

改めて領収書を確認すると、事故後に借りたはずの車のナンバープレートしか書かれておらず、さらにそれをシャルル・ド・ゴール空港で借りたことになっており(本当はオルリー空港)、さらに返却がすでに帰りの便に乗っているはずの午後11時を越えた時刻になっていました。領収書も適当ですが、ナンバープレートは一致している訳ですから、この領収書のデータを会社側は紛失したということなのかしら?うーん・・・謎ですね~!

 

その後、メールの返事は何もなく、年が明けました。新年を迎えても私の2016年はまだ終わっていない!なんて思っていたら、そのうち一通の手紙がフランスから届きました。

 

次こそ、正真正銘のスピード違反の罰金の請求書でした!!

 

なんかわかんないけど、あぁ、よかった(笑)

 

結局憶測通りで、事故のその後に問題があったのではなく、単純にハーツ側がちゃんと記録を残していなかったことで請求書を送れなかったということでした。今度はちゃんと正しい住所でした!

 

あぁ、これでよかったよかった!あとは罰金を払うのみ!!

そう思っていたら翌日また一通手紙がフランスから届きました。

 

ん?

 

 

スピード違反、2回もやってたーーーー!!!!!!!!!!!!!!!

 

2回目は全く気がついていませんでした。。。

 

へこむ。。。。。。

 

どなたかのブログで2回やってしまったという記事を読んだことがありましたが、まさか私まで!!!!!!!

 

罰金2倍。。。。。。。

 

そんなにスピード出してたの!?と思われますよね?

 

違反した私が悪いのは重々承知の上なんですが、日本よりも許される範囲が厳しいんです。帰ってきてから気が付きました。これもちゃんと調べてから行くべきでした。

 

ということで次回はフランスのスピード違反について書いていきます。

 

 

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この子が事故後の相棒でした。いろいろとありがとう!

 

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