海外旅行をレンタカーで楽しむメリット・デメリットについて考えてみた!
まだ海外レンタカーの旅は初心者と言えるレベルですが、アメリカ、カナダ、フランスの過去4回をレンタカーで旅してみて、ツアーや公共交通機関を利用せず、あえてレンタカーを借りるという旅のスタイルを選ぶメリットとデメリットを自分なりにまとめてみます。
【過去の旅のリスト】
【1回目】
【2回目】カナダの旅についてはこれから書き進めていきます。今ちょっと休憩中。
【3回目】
【4回目】
◎海外レンタカーの旅のメリット
①行動範囲を広げられる
これはレンタカーの旅で一番大きいメリットですね。歩くと遠いし・・・公共交通機関を使うと時間がかかるし・・・と諦めざるを得ないことも、車があることで迷うことなくスムーズに行動に移せるということもあります。
バンクーバーに滞在した際は、バンクーバー初めての両親をお馴染みの観光地に連れて行きましたが、私たちは既に2回も行ったことがあったので、1時間後に迎えに来ることにしました。待っている間は、美しい景色を楽しめる港町まで、ちょっとしたドライブに行ってきました。短時間で遠出が出来るのもレンタカーがあるからこそ!
フランスの最西端とも言えるラ岬は、おそらくツアーで組み込まれることはないでしょうし、公共交通機関で行くのもなかなか大変な観光名所かもしれません(調べてないので気になる方はご自身でどうぞ^^)。レンタカーだからこそいける場所というのもあるかと思います。ちなみにこの日の夜泊まったドウアルヌネという街が、とってもかわいかったんです♪
メジャーではないけれど素敵な場所に行けるのも、レンタカーの旅の魅力です♪
公共交通機関に頼らない旅は、訪れる場所の選択肢が広がるので、より自由度の高い旅、より個性的な旅をされたい方にはオススメです(^^)
②滞在中の時間を自由に使える
ツアーのように集合時間が決まっていないので、自己管理で時間を自由に使えるというのは私たちにとっては魅力的です。
滞在中の空き時間を利用して、歩いていくには遠く、バスを利用するには面倒な場所にあるスーパーマーケットでも、さっと行くことが出来ます。
レンタカーで旅をしていなかったら、絶対に行くことはないだろうというお店とも出逢うことが出来ます。
③他人に気を使わなくていい
車と言うプライベート空間で移動できるというのは、単純に気が楽だったりします。
④移動中の景色を存分に楽しめる
ドライブの楽しみって、車窓から見える景色の美しさを堪能できるところにあると思うんですよね。自分で計画して、運転して、時には横に座っていることもありますが、受動的ではなく能動的な旅なので、ボーっと乗っていることはないので、景色を見逃すことはほとんどありません。気を張っているともいえますが(笑)、それでも今までに見たことの無い素晴らしい景色を存分に楽しめるのは、レンタカーの旅の醍醐味です♪
ブルターニュの小さな村を通り抜けた時は、まるで絵本の世界だと思いました!
ここは観光ポイントですが、バスでは絶対に上がれない道なので、レンタカーがあればこそ見れた景色です!
⑤費用を抑えられる
どんな旅をしたいかと、何人で行くかにも寄りますが、少なくとも2都市以上の行動範囲の広い旅行をしたい場合は、断然に費用を抑えられると思います。都市部を離れると、ラグジュアリーな旅が目的でなければ宿泊費は安く済みます。また食事の場所も自分で選べるので、安く済ませたい時はショッピングモールのフードコートなどを利用できます。特にグランド・サークルを巡るツアーは、2人以上で参加するとなかなかの金額になりますが、レンタカーで自分たちで行けば、1人分の料金で2~3人行けます。
⑥普通の旅行とはちょっと違う体験ができる
ツアーでは絶対に組み込まれることがないであろう、公共交通機関ではいけないであろう観光スポットに行ける、というのは大きな魅力です!!
モニュメントバレーは日本人にも人気の観光地でツアー旅行も数多くありますが、このような体験は車がないと絶対に出来ません!!
アーチーズ国立公園もツアーに組み込まれていることがありますが、自分のペースでメジャーな場所だけでなく様々な景色を見たいのであれば、レンタカーが断然オススメです!
番外編的な体験ですが、洗車もしてきました(笑)
⑦地元の人と触れ合う機会が増える
ガソリンスタンドで給油したり、レストエリアだったり、たまたま入ったお店だったりで、割と地元の人に話しかけられることがあります。何気ない会話を楽しめるっていうのが、旅の楽しみだったりします。
この時はサンディエゴに向かっていた時で、行き先が同じだった大きなワンコ連れの方とレストエリアで話をしました。ドッグビーチに行くんだよ、いいとこだよーと教えてもらい、ワンコ好きな私たちもサンディエゴに着いてから行ってきました!
◎ 海外レンタカーの旅のデメリット
①自分で運転しなければいけない
そもそも運転が嫌い、苦手という方にとっては苦行でしかないですね(笑)行きたい場所にもよりますが、特に北米でのレンタカーの旅は移動距離が相当になるかと思いますので、運転することがさほど苦ではないということがそもそも大事です。ただひたすらまっすぐ進むだけなら運転が好き!という私でも(方向音痴なのでナビがあっても道を間違えます!)、何時間も走り続けると、夢の中で運転をしているほど疲れます。誰かに連れていってもらうのが楽というのは否めないですね!
フランスでの旅は、フランスの皆さんの運転技術の高さ(?)に付いていくのに必死でした。アメリカ、カナダでは味わったことのない運転の苦しさでした(笑)信号機がなくラウンドアバウトしかないと、止まる瞬間が全くないので、一息つけることがないまま走り続けないといけないというのが辛かったですね。あと、農道のような道でも90km制限で、皆さん90kmでピタッと並んで走り続けるので全く気が抜けません。日本人でも北米人でもない、あの運転の仕方には敬服します。
②事故などのリスクはある
これはゼロではないですよね。。。出来れば避けたいことですが、思いがけず起こることもあります。
ええ、避けたいことを起したのは私です(笑)
スピード違反なんてこともありましたね。。。
まだ未経験ですが、アメリカのハイウェイではバーストが多いです。バーストしたタイヤの破片が落ちているのを本当によく見かけます。
ということで、保険、ロードサービスにはちゃんと入っておきましょう。そして、万が一の場合はどこに連絡したらよいのか、どうしたらよいのかを確認しておかれることをオススメします。
③言葉が通じないと不便もある
英語は旅行会話程度はなんとなる私でも、英語が通じないフランスでは困ったこともありました。事故を起した際は、地元の警察の方と意思疎通がうまく言っているのかよくわかりませんでした。レンタカー会社には英語担当の方がいらしたので、なんとかなりましたが、この時ほど自分が英語が少しわかることを褒めたことはありません(笑)
あとフランスのガソリンスタンドで怒られました。まぁ、これは気にしなければいいことなんですが、言葉が通じないと、また文化の相違があると、相手を不快にさせることもあるということは頭に置いておいた方がいいです。別にこれはレンタカーの旅に限ったことではないです。英語が全くわからなかった頃、英語圏で旅行をしていてもそういうことはありました。具体的な記憶はありませんが、これは通る道ですね。気にしないというのが一番です。こうやって、心臓に毛が生えていきます。
英語が話せないと、個人旅行が出来ないとか、レンタカーの旅が出来ないとか、そういうことを私は実は全く思っていません。英語がわからなかった学生時代も、ツアーではなく一人でロンドンやニューヨークに行きましたし、ロサンゼルスでレンタカーを借りていた中国の方は明らかに英語がわからない様子でした。大事なのは、旅行で何が起きるかを出来る限り予測をし対応できるようにしておくこと、日本と同じだと思わないこと、あとはただやってみるというだけです。
思いつく限りのメリットとデメリットを書いてみました。結局、どんな旅行にしたいか、どんな経験をしたいか、何を優先したいか、に尽きますね。私たち夫婦のスタイルにレンタカーを利用した方が合っているというのが、最終的にはレンタカーの旅を選ぶ理由かなと思います。皆さんはどんなスタイルの旅行をされたいですか??
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