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海外レンタカーの旅が好きな30代主婦の旅行記☆2018年年始に夫婦でアメリカ横断を果たしました!

【Day5】(5)フランス旅行中、レンタカーで事故を起こしてしまったら。。。①

 2016年9月16日(金)

 

シャルル・ド・ゴール空港から、シャルトル大聖堂に向かいました。

 

 

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高速を降りて、牧歌的な道を走り、シャルトルの街中に入っていきます。初めてのフランスの街中での運転なので、気を引き締めて、気を付けて走ってました。そして、大聖堂がよく見える場所までやってきました。その近くの駐車場に車を停める予定にしていました。その駐車場までの道が少し渋滞していました。その渋滞している道を左に曲がるため左車線に入ろうとした時、「ドン!」と嫌な音がしました。そう、やってしまったのです。やってはならないことを。

 

こんな見知らぬ異国の地で、交通事故というものを起こしてしまったのです。。。

 

車体の右側の幅を十分に考慮せずに動いたことで、右前を前方の車の左後ろにぶつけてしまったのです。おっちょこちょいもここまでくると、泣けてきます。。。

 

 

ここからの状況説明は写真なしで長くなりますが、気になる方はお読みください。

(写真なんて撮る余裕は微塵もありませんでした。。。)

そして、今回の旅ブログを書く理由は、実はこのことを書くことと言っても過言ではありません。事故を起こしてしまってからは、ネットで同じ状況の人がいないか調べまくったのですが、「事故に遭いました」というブログ記事はあっても、「事故を起こしました」というブログ記事を見つけることは出来ず、結構途方に暮れました。なので、今後どなたか同じような状況の方のお役に立てればと思い、記録を残します。でも、一番は事故を起こさない遭わないですから、そこは前提として思っていただけたらと思います。

 

車をぶつけた後、前方の車の運転手の方が出てきました。私は、車をぶつけたままの状態でしたのでドアを開けることもできず、とりあえず窓を開けました。相手の方は若い女性でフランス語で怒りながら何かおっしゃっているのですが、何をおっしゃっているのかさっぱりわからず、ただただ申し訳ない表情で「sorry」としか言えず困っていると、その女性はフランス語が通じない外国人だとわかったのか、「OK」とおっしゃり、車に戻りどこかに電話をかけ始めました。私は彼女の身を案じて「Are you OK?」と聞いたのですが、「OK」と大丈夫そうに、そして少し溜息交じりで答えてくれました(きっとこの後予定もあって急がれてだろうに申し訳ないです。。。)その後、この事故のせいで渋滞が起こり始めたので、彼女は交通整理をしてくださり、とりあえず車を前に移動させるよう私にジェスチャーで教えてくれました。私の車を動かすと、嫌な音がする。。。その上、動きが確実におかしい。。。嫌な予感しかしません。。。

 

このやりとりの間、私はまずLINE電話で夫に連絡をし、事の次第を伝え、「どうしよう!!!!」と焦って話しましたが、「相手の人が大丈夫なら、とりあえず落ち着け。保険はフルカバーだから心配するな」と焦る私を落ち着けてくれました。

 

この後、車のカギに書かれたHertzの電話番号に電話しました。

まず、フランス語が英語どちらを希望するか、音声ガイドが流れますので、番号で英語デスクを選びます。すると英語担当の方が出てきてくださいました。事故を起こしてしまったことを伝えると、折り返し担当の人が電話するので番号を教えてくださいと言われ、教えました。そして、折り返しの電話を待ちました。しかし!いつまで経っても折り返しの電話がないのです。後で気が付いたのですが、私の電話は海外ではかけることが出来ても受け取ることが出来ないのです。帰国してから、着信の履歴をみました。いざという時に受けられるように設定しておく必要がありますね。

 

そうこうしていたら、彼女の車の周りに何人かギャラリーらしき人たちがやってきて、彼女がその人たちに色々と話している様子でした。後でネットで調べていて知った情報によると、フランスでは事故が起こった場合、いざという時のために周りの人たちの目撃情報を聞いたり、状況を説明したりして、味方というかそういう人たちを捕まえておくようです。彼女の知り合いかと思ったんですが、たぶんそうじゃなかったのね。。。

 

途方にくれていると程なくして、救急車がきました。事故が起こったらフランスはきっと救急車と警察が一緒に来るシステムなんだと思うのですが、隊員の人たちが降りてきて車で座っていた彼女のところに向かい、少し足がおぼつかない彼女の両脇を支えながら救急車に向かっていきました。「え!?なんでそんなフラフラな感じで歩いてるの??さっきまでめっちゃ元気そうに立ってしゃべってたのに!?!?」一瞬、何が起こったのかわからず、私のところにやってきた隊員の人に、彼女は大丈夫なのか聞くと、笑顔で「OKOK」と返事をしてくれました。それならよかったと安心しました。

 

その後、パトカーで警察の人たちが数人やってきました。

申し訳ない気持ちでいっぱいなのと、この後どうなるんだろうという不安で、正直泣きそうな顔をしていたと思います。この後、警察の人たちに囲まれて起こったことは、長くなりましたので次の記事に書いていきます。

 

 

 

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