【Day6】(5)小さな湾でケルト海のリゾート気分を少しだけ味わう。~伝説都市イスがあったとされる『死者の海』~
◆2016年9月17日(土)
ラ岬からこの日の宿に向かう前に、ちょっと寄り道。
この地方に伝わる伝説の都市イスがあったとされる小さな湾、そこが『死者の海』と言われているそうです。
イスは、フランス・ブルターニュ地方に伝わる伝説上の都市。5世紀頃にブルターニュ地方西端の海に面した低地に造営され、大洪水によって一夜で姿を消したとされている。
場所は赤い〇のところです。すぐ近くです。
後で知りましたが、この日の宿があるドゥアルヌネも、イス伝説の候補の地の一つらしいです。
ラ岬からこのような小さな村の道を抜けていきます。
少しうっそうとした道になってきました。
前が開けて、湾が見えます。
ここから見ても波が高いです。
到着!ホテルの駐車場になるのかな?ここに停めました。この車が向かってきた方向から降りてきました。
駐車場の目の前はすぐ海です。砂がここまで来ています。
駐車場の目の前には、海が広がっています。先客のおじさんが一人たたずんでいました。
ここからラ岬が見えます。
こちらはヴァン岬。
このホテルでディナーを頂きながら夕日を見れたら最高ですね!もっと早く知っていればよかった!!伝説の場所とされていますが、小さなリゾートという感じで、とても素敵な場所です。もっと余裕を持って移動できていたら、こういう場所で一日ゆっくりと海を眺めていたかったです。まさにバカンスですね!
また駐車場に戻り、今度はかわいい白い家々が見える方向に走ります。
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【Day6】(4)伝説のアヴァロンが沈むと言われる岬でケルト海をのぞむ。~ラ岬~
◆2016年9月17日(土)
カルナック列石を訪れてから、次に向かったのが、ラ岬。
ラ岬の場所はここです。
西の果てです。
カルナック列石からはこんなルートになります。
168km、約2時間かかります。
AurayでN165に入り、1時間ほどこの高速を走ります。高速を降りてからは約50分ほど走ります。
ラ岬 (フランス語:Pointe du Raz)
住所:〒29770 プロゴフ
ラ岬の駐車場から先まで結構歩きます。
駐車場からすぐのレストランやお土産屋さん。
確か5時前に着いたと思います。
ここから歩いて岬に向かいます。
この看板にはフランス語とブルトン語が書かれています。ブルトン語では、Beg ar Razと言うんですね。
フィニステール県のコミューン、プロゴフに属す。サン島との間の水域を指す「ラ・ド・サン」 (Raz de Sein) にちなんで名づけられ、地元のブルトン語ではBeg ar Razと呼ばれる。波が打ちつけ強風が吹きすさぶドラマチックな地で、岬の先にはラ・ヴィエイユ灯台がそびえる。
看板の先を歩いていきます。
あまり舗装されていないこのような道が続きます。
20分ほど歩いたでしょうか。
このような十字架がありました。
ケルト海に向かって立っています。
ラ岬はドライブに来るのに良い場所という理由だけではなく、実はこのことにも少し興味があってこの地域に来てみました。
そして、ラ岬の向こうに、アーサー王が眠っているとされるアヴァロン島があるとの伝説もあるそうで、その興味からこんなにも遠い地まで足を伸ばしてみることにしました。この話は、無印良品の方のブログで知りましたので、ご紹介しておきますね。
この先にアヴァロンがあるのかもしれないんですね。
後ろ振り返るとこんな道です。
ここで座って、海を眺めました。
波の音が聞こえます。
この海の感じが、北海道の襟裳岬と似ているように思えました。
しばらく海を眺めながら、いろいろ想いを馳せていました。
もっと先まで歩きたかったのですが、この先、ラ岬から約30分ほどのドゥアルヌネにホテルを予約していたので、日が落ちるまでに到着するため、ここで引き返しました。
お土産さんの方に戻ります。こんな感じで緑が生い茂っています。
よく見ると木苺でしょうか、実がなっています。
駐車場に戻りました。確かここの駐車場は有料でした。
キャンピングカーがたくさんとまっています。きっとこの時間にいる人たちは、ここで夕日を見て、キャンピングカーで夜を明かすのでしょう。きっと綺麗な夕日でしょうね。
ホテルに向かう前に、「死者の海」と呼ばれる小さな湾に寄り道します。
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【Day6】(3)ブルターニュの空の下、謎の巨石群の中を歩いてみる。~カルナック列石~
◆2016年9月17日(土)
カルナック列石にやってきました。
場所はここです。
住所:LIeu-dit le Ménec, 56340 Carnac
HP : http://www.menhirs-carnac.fr/en/
カルナック列石は、ウィペディアによると謎の巨石遺構だそうです。
カルナック列石は、ブルターニュ地方最大[1]の巨石遺構で、巨大なメンヒルが総延長およそ4kmにわたり数列に並んでいる三つの列石群からなる。紀元前5000年[2]あるいは、紀元前3000年から紀元前2000年頃[1]に造られたとされるが、その目的は精霊や巨人が建てたとする伝説の他[1]、戦士の墓、種族の記念碑、天文学上の目的等、あるいは生命の起源と関連付けたようなオカルト系学説[3]など諸説があり[2]、はっきりしていない。スコットランドの巨石遺構研究者のアレクサンダー・トムが提唱した古代の天文学装置であるとする説や、ヘルムート・トリブッチの提唱した蜃気楼の観測所であるとする説などが主流である[2]。
このカルナック列石は、地球の歩き方を見ていて見つけました。
なんか気になったので行くことにしました。
地図を見つけました。
確か午後1時過ぎに着いたような気がします。人はまばらにいました。トイレの表示があったのでトイレに行くと、見つけたのがこんな案内。
7月8月の午前10時から午後8時まで。
施錠がかけられていました。かなり困りましたので、数軒しかないレストランのうちの1つを訪ね、お手洗いをお借りしました。ありがとうございます。
駐車場。向こうの車は私のレンタカーです。この石も遺跡です。
こんな風に駐車場には2本だけ立っていました。
歩いていると、遺跡がたくさん見えます。
上から眺められるように塔のようなものがあります。
塔の上からの眺め。綺麗にまっすぐ並んでいます。
何が書いてあるのかよくわかりませんが、今日は柵の中に入ってもよいと書かれているのだと思います。何人か中を歩いていらっしゃいました。
私も中に入って歩いてみました。
パワーを感じる石です。しばし、石を触ってちょっと思いを馳せてみたりして。
しかし、この草たち、曲者です。この緑の草の棘がすごくてサンダルでは絶対にあるけません。座るのも痛くてダメ。そこまでかっちりした靴でなくてもいいですが、スニーカーぐらいは履いておいた方がいいです。
お天気も良く、気持ちよく見て周りました。
カルナック列石には、奈良県明日香村にあるような石舞台もあります。この後の移動も考えてゆっくりと見る時間はありませんでしたが、訪れた際は他の巨石もぜひゆっくりご覧になってくださいね。
次は、ラ岬に向かっていきます。
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【Day6】(2)カルナック列石に向かうまでの高速道路の休憩所。~フランスの高齢夫婦は自由に生きているように見える~
◆2016年9月17日(土)
ナントを出発して、カルナック列石に向かいます。
カルナック列石の説明は次回の記事でしますね。
距離は約140kmです。
E60の高速道路をひたすら走り続け、Aurayで降りてQuiberon方面に向かいます。カルナック列石の近くにならないと表示はなかったように記憶しています。必ず同じ方向の地名をいくつか覚えておく必要があります。
それにしても、この!マークの多さ!!これ事故の表示です。ブログを書いている時点ではこれだけ事故が起こっていたようです。
E60を走っている途中、休憩所に寄ってみました。
休憩所から見た高速道路。
下を見ると、ゴミが落ちていて少し汚い。。。
たくさん車が停まっています。トラックもあります。
キャンピングカーも多いです。
ワンコを連れて旅されているご夫婦もよく見かけました。
ここの休憩所には、トイレと自動販売機がありました。ちゃんと近代的なトイレでした。他の古い休憩所では、トイレットペーパーがなかったり、いつの時代のカタチ??というトイレもあり、困ったこともありました。トイレはどこにでもあるわけではないのが海外なので、使えるトイレがあったら迷わず行くことが鉄則です。
自動販売機は左がペットボトル、右がコーヒーです。
移動販売車も来ていました。せっかくなのでメニューに書かれていたホットチョコレートを注文したら、今はコーヒーしかないと言われました。なので、コーヒーを注文。
高速道路を走っていると思うのが、高齢のご夫婦で旅行されている方がとても多いということ。もちろんフランス人のご夫婦(カップル)ばかりなんですが、こういう休憩所に停まって、持参したパンやフルーツ、スナックを食べてピクニックのような気分を楽しまれている感じがしました。歳を重ねれば重ねるほど、自由に生きている感じがして、なんだかとても気持ちがいいなぁと思います。そんな中一人でコーヒーを飲む私もまた、なかなか自由だなぁと思ったのでした。出来たら今度は夫と来たいな。本人は「フランスはいいわ(行きませんという意味です)」と言っておりますが。
では、次はカルナック列石について書いていきます。
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【Day6】(1)フランス・ナントのホテルと見れなかったゾウさん。~Hotel Mercure Ile de Nantes&レ・マシーン・ド・リル~
◆2016年9月17日(土)
午前2時過ぎについたナントの宿はコチラ。
Hotel Mercure Ile de Nantes
住所:15 Boulevard Alexandre Millerand, 44200 Nantes
ナント ホテル|メルキュールイルドナント(公式のサイト)
地図に書かれた料金は記事を書いている時に表示された金額です。
パリから見ると、ナントはここに在ります。
ちなみに私はエクスペディアからホテルを予約しています。
到着してすぐに撮った部屋の様子。
結構広めです。
このケトルがあるのが、ホントにありがたいんですよね。低料金でここまでしてもらえると助かる!
北米同様、フランスも歯ブラシはアメニティにありません。
フランスは、シャンプー等のアメニティは備え付けが多いですね。
朝食ブッフェ付きで今回は予約しておきました。
このホテルは、なし、朝食付き、朝食ブッフエ付きの3つ選択肢がありました。昼食も兼ねてしっかりと食べておきます。この後も走りますからね!!
コーヒーマシン。
種類がいろいろあって、なんか楽しい!
好きなヨーグルトが選べます。
チーズとハムが最高に美味しい。
Pommeって何?と思って飲みましたが、リンゴジュースでした。
キャラメルが回ってます。
クロワッサンも美味しい。郊外のビジネスホテルだと思いますが、安くて十分素敵なホテルでした。
結構ギリギリな時間に朝食を食べに来たので、私以外にはもう1グループしかいませんでした。年配の男性2人と少し若い女性1人でしたが、おそらく仕事の関係なのだと思います。会話が聞こえてしまったので(英語)、ついつい聞いてしまいました。前日の仕事のことを笑顔で話していたのですが、男性1人が席を立つと、もう1人の男性(フランス人)が女性(おそらくフランス人ではない)に「君は僕の前ではなかなかスカートを履いてくれないね、今日は履いているけど」みたいなことを言っています。会話の感じから親密な仲でもなさそうですし、ビジネスライクに見える2人なんで、女性は笑いながらその言葉をサラッと流していましたが、「さすがフランス人はビジネスでも女性に対してはロマンチックなのね」と心で思いながら会話を盗み聞きしていました。
さて、なぜナントに宿泊したかというと、これから向かおうとしているところまでの中継地点だということと、ナントの街を時間があれば観光したかったんです。ナントと言えば、ナントの勅令。高校の世界史以来、思い出した単語です。
これはあまり理由ではないんですが、ゾウを見たかったんです!それもマシンの!!
これに乗りたかったぁ!!!
レ・マシーン・ド・リルは ホテルからそう遠くないんですよ。
このホテル、駐車場無料だし、まぁまぁ安いし、少し観光に街に出ても良さそうな位置だと思って決めたんですが(しかも日本人の方の口コミがエクスペディアで書かれていたので)、全くそんな余裕もなくでした。でも、よく調べたら午後2時から午後5時ぐらいまでしかこの時期開いていなかったようです。しかも、ゾウに乗りたかったらオンライン予約も必要でした。時期によって開園時間が違うので、下記のサイトで調べてから行かれてくださいね。
では、次の目的地、カルナック列石へと向かいます。
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【Day5】(8)夜、オルリーからナントに向かって高速道路を走る~高速道路事情、スピード違反とサービスエリア~
◆2016年9月16日(金)
この日をこれからの人生で忘れることはないと思います(笑)
長い一日でした。
次の新しい車をオルリー空港でもらい、そこから宿泊予定のナントのホテルまで374km そのうちA10 A11の有料高速道路は364km。
オルリーを出たのが午後7時半頃で、グーグルマップ通りに行けば、午後11時頃には着くはず!ですが!その読みは甘いです。
グーグルマップで表示されている時間は、法定速度で忠実に休まず走った場合に予測される時間です。この法定速度というのがポイントなんです。有料高速区間は、法定速度130km/h制限の区間が多く、場所によっては110km/h、90km/hとなります。ほとんどは130km/hです。130km/hなんて速くていいやん!と思うかもしれませんが、100km/h制限に慣れている日本人の私にとっては、つかみにくい速さだったりします。気を抜くと100、110km/hで走っていたりします。しかも夜だと走っている車もほとんどおらず、さらには街灯もないので真っ暗。牧草地や緑の丘のど真ん中を走っているのだとは思うのですが、暗闇の中を130km/hはホント疲れます。また、北米のようにクルーズコントロールがないので、ずっとアクセル踏みっぱなしです。
しかも、ここで忘れてはいけないのが、法定速度はずっと130km/hではないということ。時には110になったり、90になったりします。さらには何が困るって、スピード違反取り締まりのカメラが多く存在するということ。運転しながら気を抜くなんてことは言語道断ですが、ホントに気を抜けないんですよ!!!!!真っ暗闇をなんの刺激もないなか、しかもかなり疲れているなか、一人でガムを噛みながら走っていると気が遠くなってきます。眠気も襲ってきます。でも前を進まなきゃいけないんです。そんな葛藤をしているなか、法定速度が130から110に変わり、気を付けて走らなきゃと思っていました。110で走り、あぁ!眠たいよ!!と思っていると、
ピカーン!!!!!!!!!
浴びたことのない大きなフラッシュを浴びました。。。
えぇ、えぇ、これが噂のスピード違反ってやつね!
やられました。このフラッシュの後にレンタカーのモニターのアナウンスがフランス語で何かしゃべりました。「あなたはスピード違反をしました」ってしゃべったことぐらいわかるわ!!よく見たら110kmから90kmの区間になっていました。許されるスピードの誤差は非常に小さい。日本とは全く違います。凹みました。。。目は覚めましたが。このスピード違反の罰金は、このブログを書いている現在は支払い終えています。そのことについては、このフランス旅行について書き終えてから書いていきます。
ご飯もずっと食べておらず、友人にもらったクッキーでやり過ごしていました。何か買ってお腹に入れよう、そして、疲れたので仮眠も取ろうと思い、サービスエリアに寄ることにしました。
外観の写真は撮っていませんが、中はこんな感じでした。有料の区間にはカフェやレストラン、売店が併設されたサービスエリアがあります。夜遅くだと自動販売機は動いていますが、カフェなどは閉まっていました。
自動販売機はこんな感じ。
近くで見るとこんな感じ。
お金を入れて、選択タッチして、あとは待つだけ。
コーヒーを飲みたいとこでしたが、この後のトイレに悩まされたくないので、スープにしました。食事系を朝のサンドイッチ以来口に出来ていなかったので、塩気が美味しい。
車に戻ってから少し眠り、また出発。
それでもまた眠気が何度も襲ってきました。先ほどのようなサービスエリアはこの後見つけられませんでしたが、公園のトイレみたいな簡易的な休憩エリアはいくつかあったので、見つける度に寄って寝ていました。私も一応女なので、こんな夜中に怖い目には遭いたくないという思いが少しはありましたが、そんなことを気にしている余裕はありませんでした。休憩エリアには、停めた車内で一人で仮眠しているおじいちゃんを何人か見つけましたが、日本のようにトラックが停まっているということはありません。フランスでは、トラックでも金曜の夜までは働かないようです。
結局、午前2時過ぎにホテルに到着しました。フロントの方が夜中にも関わらず、笑顔で迎えてくださったのがホントにありがたかったです。
何はともあれ、日が暮れてから車で走るのはよほどの理由が無い限り、全くオススメしません。ご参考までに。
【帰国後のスピード違反の支払いについて】
【過去記事】
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【Day5】(7)フランス旅行中、レンタカーで事故を起こしてしまったら。。。③
◆2016年9月16日(金)
シャルトル大聖堂周辺で起こしてしまった事故の話の続きです。
レッカーの会社で、Hertzから次のAT車の連絡があるまで待たせてもらいました。雨が降り始め、空がどんどん暗くなっていくのを眺めながら、気持ちもどんどん落ちていくばかり。この日の晩のホテルはナントで取っていたので、この後走らないといけない距離を考えると、ますます気が重くなっていきます。
そう言えば、警察の方が帰り際に「後で電話します」というようなことを言っていた気がしたので、レッカーの運転手のおじさんに、通訳アプリを使ってそのことを聞いてみると、「警察の人たちは、電話はもういいって言ってたよ」と教えてくれました。何の手続きもしていないので、これですべて本当にいいのか不安でしたが、もうどうしようもなく、そのまま何もせず待ちました。
事故を起こしたのが午後2時前頃で、Hertzの人がようやく来たのは午後5時でした。いえ、正確に言うのなら、Hertzがお願いしたタクシーの運転手のおじさんが来たのは午後5時でした。レッカーのおじさんが、「このタクシーに乗せていってもらって」と教えてくれたので、今までの優しい対応にお礼を言って、タクシーに乗りました。
タクシーのおじさんからは香水の匂いがして、年配になっても身だしなみに気を配ってるんだなぁ、なんて思っていたら、Hertzのお店が見えてきました。近いところにあるんだなと思ったら、そのお店を素通りして、気が付けば私が走ってきた有料の高速道路に入っていました。どう考えてもパリの方角です。フランス語しか話せないおじさんに、慌てて英語でどこに行くのか聞いてみると「オルリー空港だ」と言います。「オルリー!!!オーマイガー!」と叫びたくなったのは言うまでもありません。。。しかし、私には選択肢は全くありません。行くしかないのです。
シャルル・ド・ゴール空港に戻るよりマシだと思うしかないですね。AT車は台数が少ないので、大きな店舗の空港にしかないのでしょう、きっと。辺りも暗くなり雨が降る中、シャルトルから約1時間ほどタクシーで走りました。タクシー代もどんどん高くなっていくので、本当にこれ払わなくていいんだよね?と別の不安も出てきましたが、タクシーを降りる際におじさんに聞いてみたら、Hertzが支払うから大丈夫とのことでした。
タクシーを降り、オルリー空港内にあるHertzのデスクに向かいました。デスクにいるドレッドヘアーの若いお兄さんに事情を説明して、次のAT車を受け取りにきたことを伝えると、「え?聞いてないよ?」という感じでどこかに電話をかけ確認を取り始めました。なんとなくそんな予想はしていたので(日本のようにスムーズに話が通っているなんてことは奇跡に近いです)、お兄さんのもろもろの確認が終わるまで待ってました。お兄さんは確認を終えると、車のカギを持ってきて、次の車の説明をしてくれました。「次の車ももちろんフルカバーだから」と私を気遣ってか強調して説明してくれました。あと、日本で事前にHertzのゴールド会員(無料)になっておいたからか、もしくは他にAT車がなかったからか、プレミアムクラスの車にしてくれていました。
レッカーの車中でHertzの方とお電話で話した際に、「今日中にシャルル・ド・ゴールの借りた店舗に電話で事故のことを伝えておいて」と言われていたので、そのことをお兄さんに聞くと、「電話はもうしなくていい」と言われました。また、事故関しても特に何か書類を書くこともなく、「本当にこれで大丈夫ですか?」と聞くと「もうこれでいいです」という感じでした。しつこいようですが、システムがさっぱりわからないのと、お店の方が適当で何か抜け落ちていても、確認しなかった私に責任があることになる可能性もあるので、念には念をです。
説明を受けて、鍵を受け取ったら、自分で駐車場に向かいます。車で出発する前に、宿泊予定のホテルにチェックインが遅くなることを伝えなければなりません。
時間は午後7時半。今から374km走らなければなりません。。。チェックインが確か12時までになっていたはずだったので、間に合わないことを伝えなければなりません。電話でそのことを伝えると24時間フロントは開いているので大丈夫とのこと。かなりありがたい!そんなこんなで私の旅は再開されました。
撮った写真は別の場所ですが、借りた車はフォルクスワーゲンのトゥーランです。街中の道が狭いフランスで、大きい車は正直もういいよ、と思いましたが、この大きさがあったおかげで、なんとかこの後走りきることが出来ました。
オルリー空港を出発してから、高速道路に入るまでも、そもそも予定になかった道だったので、少し迷いましたが、なんとかナントに向かう道に乗ることが出来ました。高速道路に乗ったら、後は走り続けるだけです。そう、走り続けるだけ!のはずなんですが、この後もいろいろと大変でした。
ということで、この後、高速道路でのことを書いていきます。
【続き】
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https://www.hertz.com/rentacar/emember/join/overview.do?learnMore=gold
帰国してからの事故のその後の記事はコチラ
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